プラーニン
2010年 09月 24日
それで、写真を撮ることになったのですが、この魚は何かわかりますか?とSHEEN の ショールーム常駐のTuckちゃんにたずねてみることにしました。
私としては、日本人がおめでたいときに食べる”鯛”をイメージしていましたのでちょっと気になりました。
Jadeite &
Sapphires
Fish Ring
14KYG
愛嬌があって可愛い大人のリングです。
さて、Tuckちゃんにつけてもらいます。
さて、何の魚でしょうか?
”プラー(魚) ニンに違いないわ!”
プラー(魚) ニン とはタイ人には知らない人が居ないくらい一般的に食卓にのぼる魚、淡水魚、、だということは私でも知っていました。 が、淡水魚が苦手な私は買ったこともありませんし、レストランで注文したこともありません。 揚げたプラーニンは屋台なんかでもよく見かけます。
でもいったいどんな魚なんだか、、と調べてみてちょっと感動しました。 正式名はテイラピアと呼ばれていて第二次世界大戦後の日本の食糧難のときに広く養殖された繁殖力の高いナイルテイラピアだそうです。
これだけだと、、、あ、、、そうなの、、というかんじになりますね。
実は40年ほど前に当時の皇太子明仁親王(現在の天皇陛下)がタイを訪れてフミポン国王にお会いになった際、タイ人の栄養不足について国王からご相談を受けたということです。 そこで皇室内の御用池から養殖に適しているテイラピア50頭を贈ったのだそうです。
タイ政府はそれを受けて養殖を開始し、現在のように大衆魚になるほどまでになったということをWikiで知りました。
タイ語で”プラーニン”というのですが、このニンは明仁親王の仁なのです。 華僑系のレストランの漢字表記は”プラーニン = 仁魚”なんですって。 今度、確認してみようかな??
タイと日本の結びつきを感じる嬉しいお話ですねえ。 皆様ご存知でしたか??
この話はタイでは広く知られているようですが、実は私は初めて知ったという次第です。
そんな楽しいお話を聞いたからには、このリングは”プラーニン”と名づけることにしようかな、、と思いました。
ちなみに、日本では”いずみ鯛”と言うんだそうです。
回転寿司とかでよく回ってるらしいです
プラーニン のリングはSHEENでご覧になれます。
それでは!!