やっと新年を迎えた気分です!
2015年 01月 10日
皆様、ご挨拶が遅れましたが、本年もよろしくお願い申し上げます
やっと新年、、、
というのも昨日は翡翠商品の検品、出荷がありまして無事に終えることが出来ました。 お客様を長い間お待たせしていますので、とにかく1日も早くお届けしないと!!という気持ちがありながら、一つ一つに時間を掛けて拘った商品でなくてはならないという気持ちがいつものようにパラレルしていましたので、責任と焦りを抱えながら年末年始をすごしました。
検品日の前日夜まで私は全ての商品を一つずつチェックしましたが、心配なのは検品よりもお客様のお手元にお好みの色が届くかということです。 翡翠はどれも甲乙つけがたいものを選んでおり、また膨大な時間をかけて1点を製作しているものですが、天然のA翡翠ゆえにそれぞれに違った味があります。 どれ一つをとっても手放したくない作品ばかり。 どうか、気に入ってもらえますように!!!
さて、
検品会社の厳重な検品が終わると梱包となるのですが、バンコクからの長旅に耐えられるように箱詰めも厳重に行います。
これは10ctのA翡翠のリングです。
このリングは今では考えられない10ctという大振りを使いました。 トップクラスのロウカン翡翠と言ってしまうとウソになるので決してそのようには紹介しませんでしたが、、これからこのクオリテイーを仕入れようとしても相当な金額をださなければ手に入れるのは難しいことは間違いありません。 今回の10ctは透明感も抜群のものを使いました。 その分色はやや落ち着いた色ですが、非常に魅力的でかつ迫力のあるものです。
表面はつやつやです。
翡翠はルビーやサファイアのような結晶ではなく様々な鉱物が混ざり合ったものです。 ラピスラズリなどもそうですが、不透明で表面が多孔質です。 ですが、良質の翡翠となると表面の荒れも少なく、また高度な研磨をすることでより表面の滑らかさがでてきます。 この10ctはまさにそんな石です。
この10ctは翡翠の原石を板状に切り、そこから良いところに印をつけて職人にカットしてもらいました。 その工程を私自身がしましたのでこのリングには一際愛着があります。 この石がどんなに綺麗で希少かもよくわかっているので緊張した仕事でした。
翡翠原石のラックからこの透明な原石を見つけたときは心臓がどきどきとしたものですが、カットして10ctのルースが取れたときはもっとどきどきしました。
一人でも多くのお客様に届けたかったので、利益を考えずに”驚いていただこう!”と考えた商品だったのがこのリングでした。
さて、本当に10ctは大きいですのでこの落ち着いた翡翠の色がむしろ上品でぴったりな感じに見えます。 また、ポイントはA翡翠ということです。 本物に勝るもの無し! 自信を持って着用してくださいませ!
さて、
こちらのカービングの大振りリングも質の良いものばかりで揃えることができました。
自分で言うもの、、、ですが、なかなか素的なリングです。 Sheenでもロングセラーの人気リングですが、今回は特に綺麗な原石から作成することができました。
このほか、丸まった猫のカービングや透かし彫りの大作などなど12種類の作品を梱包しましたが、とにかく間違えないようにスタッフを含め集中した作業でしたので写真をうっかりと摂り忘れました。 上記の2デザインは梱包終盤になって思い出して慌てて撮ったものでした。
そして無事出荷。
やっと2015年。
そんな気持ちです。
出荷が済んで私達はいつものAldo'sへ直行。 シェフTと遅ればせながら新年会をしました。
特別に贅沢なものを食べたというわけではありませんが、やっと一息つけた安心感で食事もワインも特別に美味しく感じた昨晩でした。
さて、、
今日からは既に次のデザインとりかかっておりますが、すでに新ブランドの製作も始まっています。
2015年の前半はどうやら忙しいことになりそうです。
さて、SheenはすっかりとJimにまかせっきりにしておりましたが、来週から午後は出るようにしたいと思っております。
そうそう、新年にSheenにいらしてくださったお客様がいらっしゃったそうで、、、申し訳なく思っております。 昨年から新年3日間は休むことにしておりましたが、一昨年までは新年も営業しておりましたので"行ってみよう”と思って来てみたらCLOSE、、、、ホントがっかりですよね。 ごめんなさい!
これに懲りずにまたいらしてくださいませ。
それでは!