翡翠の磨きは大変!
2015年 07月 14日
まあ、割と小さ目の原石です。
こぶし大のものから人の体ほどの巨大原石(えてして綺麗な色はありません)まで、実は翡翠はさまざまなのです。
切ってみるとこんなです。
あたりまえですが、磨いていないので色がわからないですよね。 まったくツヤもありません。
宝石は磨けば光る!というものですが、翡翠の場合は特に磨かないとなにがなんだかわからないくらいにツヤがありません。
これを研磨するとこうなります。
おー!翡翠だー!っていうかんじにやっとなりますね。
こんなですので、原石をカットして下絵を描いてカービング、そして研磨というとこになっても其れまでの過程と同じくらいの手間と時間がかかるのが翡翠の磨きです。
良質の原石は、(へんな表現かもしれませんが、、)キメが詰まっていてとても硬いのですが磨けば磨くほど輝きます。 処理されるようなB(含浸)やC(染色)はそもそも異物が多く入っていて質が悪いので使い物にならないものなので処理を施すわけでこれらの翡翠はほとんどがきちんと研磨されません。
きちんと研磨されないのですが、更にワックスで処理して表面の石の荒れた部分にワックスが入り込むのでピッカピッカの見栄えになるというわけです。
すごい技だと感心してしまうくらいなのですが、A翡翠とは全くの別物です。
アートラインの翡翠はそんなわけなので、例えばカービングのペンダントのカービングが仕上がるとまずは荒いサンドペーパーで荒磨き、そしてだんだんにサンドペーパーの木目を細かくしていって磨きます。
これが数段階になるものですから磨き職人は本当に大変だと同情してしまいます。
間違って割ったりしたらカーバーにしかられるし、かといって力を入れないと光らないし、、、とホントご苦労様とココろの中で頭を下げています
そして最後にダイヤモンドパウダーで仕上げてやっと美しいツヤが生まれます。
本物の輝きとはこのこと!
アートラインの翡翠がずっと拘ってきたのはこの輝きです。
良質だからこそ処理しなくても輝くんでーす
Sheenに並んでいるアートラインの翡翠はどれも驚くような高額のものありませんけれど、、
本当はものすごく価値があると私は思います。。。。。。。
さて、
最近は特に人気で、希少なImperial JadeiteというのがSheenにもございますけれど、
29日のショップチャンネルの”Premium Rounge 2ランク上の扉”では数種類のImperial Jadeiteを紹介させていただく予定でおります。
今回は特に、ラグジュアリーながらお仕事にもお買い物にもつけてゆける使い易く一生の宝物になるようなシンプルでしっかりとした作りのリングとネックレスをおソロでご紹介の予定です。
いつか翡翠を!と思っていらっしゃる方にはお奨めできるものです。
折角お買いになるものは絶対に本物がいいですよー!
それでは!
じゃなかった、
今日はSilom Villageの忍者を紹介するのだったわ!
今日も朝は親子で日向ぼっこ
”ママー今日も熱いね” ”それなら泳いでらっしゃい”
”ほらそっちにはやく飛び込んで!”
とママが言うや、ベビー忍者はポチャンと飛び込んでぴゅー!っという速さで小池を一周して帰ってきました。
”ままー!どうだったー?泳ぎ上手でしょう” ”あれまあ、もう戻ってきちゃったの?”
なんていってたような、、、
明日の朝も会うのが楽しみだわ!
それではそれでは!