喪中のバンコクー秋のお出かけ
2016年 10月 13日
政府から公務員への喪中の心得についてはすぐに通達されましたが、一般市民や会社に対しては特にこれをしてはいけない、というような強制はありません。
各自が状況をわきまえた行動と服装をするようにというお達しのみでしたので会社や商店を閉めたり、営業時間を制約するといったこともまったくありません。
いつものバンコク、いつもの屋台、いつもの渋滞がそこにあるわけですが、服装は黒、白、グレーなどを基調とした地味なもので国王様に敬意をはらっています。 日本のお葬式のきまりごとのようなものは一切ないのでジュエリーもカバンも靴もいつものお気に入りのまま、ただ服装が地味であるという違いです。
ですが、このどよーーんとした重たい空気は紛れもなく個々から発せられるデイプレッションです。バンコクで仕事をしてよかった!と私が感じる瞬間はSilom通りを歩いているときに感じる人々の”活気”なのですが、それが今は真逆で人々のガッカリ感、”悲しみと怒り”を感じてすっごく気分が重たくなります。
バンコクが元気になるにはまだ相当の時間がかかるのか?或いはしばらくすると忘れてしまうのか、、どちらなんでしょう?
今年は個人的にも本当にいろいろとあった年でしたので、このまま静かに年末まで何も起こらず無事に年を越せれば、、と願うばかりです。
さて、
そんな中ではありますが、昨日はとうとう大きな納品を一つ済ませました。 こんな時でも出荷業務などには一切影響せず、予定通り通関した荷物は日本に向かいましたので大変にほっとしています。
この納品が終わると次はクリスマス前までにデッドラインのあるジュエリーを大急ぎで製作します。バンコクはこんなでクリスマスもへったくれもない感じではありますが、ヨーロッパのお客様にとっては一大イベントですので遅れないように頑張ります
さて、私は来週半ばから日本に行きます。
なかなか秋が深まらない日本に行くに当たっては服装に頭を悩ませますが、秋冬のおでかけにはジュエリーがとても活躍するので何をもってゆくか考えるのは悩ましくも楽しいことです。
さて、こちら
15年前に作ったリングです。
ポメラート風のポッコリしたハイジュエリーが欲しくてデザインしました。 よくみると中心のイエローゴールドのラインが斜めに入っていて原型作成はちょっと大変だったようです。
作ったものの、、、ダイヤの輝きが眩しすぎて、そしてなんとなく自分には派手すぎるなと思ったのか殆ど着けることもなく箪笥の肥やし化していました。
今回の日本ではフォーマルな場に出席するので華やかなこのリングが良いかな、、と思って着けてみるとなんとなく脇のダイヤが中途半端な感じ。 でダイヤを増量してお化粧しなおしました。
このボリューム感がいまではちょうどよくって素敵に感じます。
最近は服がどんどんシンプルになるのでアクセントのジュエリーがとても大切に思います。
全身真っ黒の装いだってジュエリーでアクセントをつけるだけで見違えます。
これから秋冬にかけてジュエリーを着けるのがとても楽しい季節ですので、大人にふさわしいつけ回しの効くジュエリーを紹介していきたいと思います。
第一弾はこちら、定番商品ですが
何セットも無造作に重ねたらそれはボリュームがあってすてきなのですが、お手持ちのジュエリーとの重ね付けでオシャレなイタリアマダムみたいな手も実現可能。
これは秋冬に是非おすすめ。
Sheen Bangkokのフェイスブックでもナムタンが着けていますのでこちらも是非チェックしてくださいませ。
それでは!