ゾイサイト
2017年 10月 11日
ゾイサイトは鉱物の名前です。
タイでは良質のルビーやサファイアはちょっと手が届かないけど、これなら、、という感じでなのでしょうか、、ゾイサイトのジュエリーをお持ちのタイ人は結構多いように思います。
これが原石
ピンクの部分はロークオリテイーのルビー、緑がゾイサイトです。 この2色の交じったカボションの石はミネラルショーなどでもおなじみなのでは??と思いますがいかがでしょうか❓ ”Ruby in Zoisite”(ルビーインゾイサイト)と呼ばれています。
なんか遠回りになってしまいましたが、この冬のアントレゾのコレクションにゾイサイトを使います。
と
いってもルビーインゾイサイトではありません。
とても人気の宝石でSheenでは並べるとすぐに売れてしまう人気石です。 なので”量産”というのを今まで考えていませんでした。
が、
最近とても希少になってきていて更に人気が高まっていると聞いてしまうと”よーしそれではコレクションに加えよう!”とへそ曲がりな私たちなんですよね。
その石はゾイサイトのバラエテイーなのですが、素敵な名前がついています。
この石
なんて素敵な名前でしょうね。
夕暮れ時のキリマンジェロの空の色でしょうか。。。。
タンザニアの鉱山にルビーを採掘に入った人が偶然に見つけた石がゾイサイトだったのですが、それまで見たことのない青く美しい結晶であったために最初はゾイサイトだとはわからなかったのだそうです。
さてさてその石とは
”タンザナイト”です。
タンザナイトはブルーサファイアのようですが、紫が入るのが特徴です。 そしてこの石の特徴であるのが結晶の見える角度によって青や紫の異なる色が見える”Pleochroismプレオクロイズム”というものです。
アレキサンドライトのように変色するまではいかない僅かな色の見え方なのですが、それゆでに青のような紫の様なタンザナイト独特の顔を見せてくれるのだと思います。
ヨーロッパの方のあこがれと言っても過言ではないほどの人気石です。
そして12月の誕生石の一つでもあります。
タンザナイトはルビーやサファイアほどの硬度がないので日常使いでも安心なようにしっかりと石を囲んだ作りのリングとペンダントのデザインが進行中です。
数を多く出せないため今回のコレクションのみで次回はできないと思いますのでお好きな方は是非この機会をお見逃しなく。
ペンダントはかなり個性的でゴールドの部分が大振りになります。
アントレゾやアートラインのお客様はジュエリー上級者の方もとても多いようなので、今回は思い切ってストーリーのある個性的なものも加えてみることにしました。
といっても着けやすさ第一に考えていますので、あくまでもおしゃれな人が日常使いできるものという感じです。
ああ、たぶんこれもいつものようにリングにするかペンダントにするか迷われる方が多いのではと思います。 リングとペンダントをマッチングでご購入できれば本当に素敵なのですが、ううーーん、なかなかそうもいかない!という方が多いかと思いますので迷わせてしまいそうです。。。。。。
なので、写真が公開できるようになりましたらすぐにこちらにアップさせていただきますので、もう少々お時間くださいませ。
それでは!
タンザニアの夕暮れ、、、、素敵、、、、