カテゴリ:翡翠( 129 )

翡翠のうさぎ

15年以上弊社専属で頑張っている翡翠のカーバーの親方が寝込んでしまいました。

子供の時から翡翠のカービング一筋で生きてきた人です。

多くのカーバーたちは仏像や中国の縁起の良いモチーフなどの昔から変わらない決まったスタイルを得意としていて、カービングするものはどれも1点もので2つは同じものを作りません(というよりも作れません)。

コンテンポラリーな透かし模様や風になびく金芝梅の花、森のフクロウをデザインしても普通の翡翠カーバーは彫ることができません。 普通のカーバーは決まった形のものを大きくカービングしたり小さくしたりすることはできても全く新しいデザインは大の苦手です。

なのでうちの親方は特別な存在です。

新しいデザインをワックスで作成するとどんなに難しくてもワックスのサンプルと同じように仕上げてきます。 最初の1個はいつも悲鳴を上げての仕事です。 頭を使って考えて工夫しながら手順を考えて彫っていく辛い仕事だと思います。

最近はどんどんと腕をあげてきていて、私は彼を”天才”だと心から思っています。

そんな彼だから、、、とついつい難しい課題を毎回与えてしまいます。  今回も予想以上に難しいと後からわかった作品に取り組んでいます。

1pcを仕上げるのにあまりにも時間がかかるので2か月前にシェフTは”急きょデザインを変えないとタイデーに間に合わない”と言ってデザイン変更を検討するように提案してきました。  ですが、親方はなんとかやる!という気力をみせてくれたのでそのまま続けてもらうことにしました。

ホント、、、彼しかできないので彼に何かあったらOUT!!!144.png

オープンワークの難しい仕事に入るとそんなストレスをいつも私は抱えています。

が!

その親方がダウン。

私の目の前がくらくら、動悸がばくばくしてきましたよ。

家に電話をかけると親方は寝ていました。 

お布団のなかから弱弱しい声で

”あと8つで全部おわりますよ。 大丈夫です”

親方は集中して仕事をするので目の使い過ぎと運動不足でたびたびダウンしますが必ず仕事を終わらせるという強い責任感のある男136.pngです。

心から親方を尊敬するこの頃です。

8月18日のショップチャンネルライブの特別企画”タイディ”に向けて親方が製作しているモチーフは今回はウサギです。


オープンワークのとても難しい作品です。

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2羽のうさぎが荒波を前に”さあこれから飛び越えよう”としている姿です。

形を丸にしたのは月をイメージしているからです。 

最初、このカービングのタイトルに”荒波を乗り越えようとしている2羽のうさぎ”とつけようと思っていました。

人生、山あり谷ありまた山ありですけれどなんとか乗り越えましょう!という気持ちを込めたデザインだからです。

しかし!!将来に向かって明るく、もっと希望の持てるものにしようと考えて”飛躍”と名付けることにしました。

うさぎが飛び出ているような立体的な彫りで、これがとても大変なところです。

翡翠の原石も透明感のある質の良い部分をこれだけ使いますので価値あるといっても過言ではないと思います。

ですがー

沢山の数はできません。

親方の作品のフアンのかたにはぜひ手に入れていただきたいので事前にお知らせ申し上げました。

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なお、親方はすでに仕事に復帰しております。

それでは!

by sheenbangkok | 2017-08-11 23:25 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

神秘的な石 やっとデザインが付きました

数年前と昨年のブログで鮮やかで神秘的な様子の鉱物”コスモクロア”について書いたことがあります。

一見、翡翠のようであり、でもそのけた外れの鮮やかさはどうやらちょっと違うかも?と疑問も挟みたくなるような石です。

コスモクロアが主成分の石は鑑別上”モウシッシ”あるいは”Jadeite Rock"とでてきます。

これがここ数年中国系の方たちの間でブレイクして原石があっという間になくなってしまったということはご存知の方も多いと思います。

なぜか?

それはモウシッシの主成分であるコスモクロアという鉱物はミャンマーの鉱山で発見されるまではユーレアイトと呼ばれていました。

ユーレアイトは1965年に発見された隕石、宇宙から落ちてきた隕石の中にあった緑色でそれまで地球上に存在しなかった新鉱物として名付けられていました。

ところがその後ミャンマーのモウシッシ鉱山で発見された翡翠の様な石の主成分がユーレアイトだったのです。

さあ、宇宙から落ちてきた隕石の成分と同じものがモウシッシの中に発見されたのでユーレアイトは宇宙から来た石としてコスモクロアと呼ばれるようになったようです。

さて、そのコスモクロアについては”翡翠なの?””翡翠でないの?”という疑問がわいてきますよね?

次の図式をご覧になると納得いただけると思います。

ミャンマーのモウシッシ鉱山で発見されたモウシッシは コスモクロア +Eckermannite + Albite という鉱物から成り立っています。  主成分のコスモクロアの化学式は Na Cr Si₂ O₆ となります。 さて、翡翠はというと Na Al Si₂ O₆ です。

コスモクロアと翡翠の違いはCr と Al のところです。 他は全部同じ。 翡翠のアルミニウムがクロミウムに置き換わったのがコスモクロアです。  翡翠の成分とコスモクロアの成分はほとんど同じということなのです。

まあ、そういったわけでコスモクロアを主成分とするモウシッシはJadeiteではないのですが、親戚みたいなかんじかなあ。。

宇宙からの隕石としての神秘性と人気は今や翡翠に負けず劣らずの地位を確立しつつあります。

そんな石の素晴らしい原石を入手したのは10年前のことです。 飾って眺めているだけでしたが切ってみると中も色鮮やかで驚くばかりです。

その後この石を”アンドロメダ星雲”のイメージでカットしてカービングを施したのですが、ジュエリーにするにはあまりにも個性的でどのようにデザインをつけようかと迷い迷いずっと保留にしていました。

それが、今年になってイメージ通りのベイルを作成することができてペンダントとしてデビューすることになりました。

隕石のイメージそのままのベイルであちこちぶつかって凸凹な感じを出しています。

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もちろん無処理の本物です。


着けてみると宇宙の力を石に集めるようなパワーを感じます。 渦の中にパワーが引き寄せられるようなかんじです。

縁あって手にすることができた素晴らしく鮮やかな原石からとれるぶんだけをジュエリーにしましたので限定数しか出せないのですが、今回のショップチャンネルの日タイ修好130周年記念企画のアートライン翡翠コレクション(8月18日19時から放送です)で販売させていただきます。

最近パワー切れーー143.png なんて思われている方は気分転換に着けてみてはいかがでしょうか? 効くかも、、109.png


それでは!




by sheenbangkok | 2017-08-04 22:43 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

幸せ気分になる翡翠の🍀

早くも7月が終わろうとしていて翡翠の秋冬のコレクションが徐々に出来上がってきました。

一足お先に四つ葉のクローバーのペンダントを着けています。

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今年はチョーカー風に短く着けるのがかっこいいですから短めの牛革コードに通しました。

黒の革コードは顔が引き締まって見えて似合わない人はいないのではと思います。

襟の詰まったお洋服の時にはイエローゴールドのチェーンでアクセントもいいかなとおもいます。 

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あ、ちょっとチェーンが細すぎたかな?? もうすこしボリュームがあってもよいかなと思います。 ベイル(バチカン)はかなり大きくとっていますのでかなり太いチェーンでも通ります。


この四つ葉にはとってもこだわりがあって立体的な構造であることは以前にお伝えしたと思います。 

よってカーバーも頭を使って彫り上げないといけないのですが、平面に四つ葉を彫るよりも難しいだけでなく重なり合うところができて丈夫な翡翠が更に丈夫になっていると思います。

こうしてジュエリーになって着けたときにしっくりと首に馴染んでしかも質の良さが際立ったりすると”ああ、よかったー”とホッとします。


デザインを起こしてワックスで見本を彫るところからはじまりましたね。。。。ずっと前のことです。
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そして原石を選んで切断、、、質の良い石を選抜してはいるもののクラックなどが多くて使い道にならないものもあるので緊張の作業です。

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スライスして更に色の良いところを選抜します。

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この先、絵付けをしたり、形に切ったりの様々な作業があります。

そしてやっと形になってきました。

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ここは弊社の熟練工の腕が光る部分です。 立体的なクローバーに彫っています。


翡翠は削ったじょうたいですと表面が滑らかでなくつやがありません。 こんな感じです。
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ここから先の研磨ですが、これが無処理の良い原石であればこその手間をかけてゆきます。  質が悪ければ処理をして表面にお化粧をしておしまいの簡単仕上げであると聞いています。 聞いている、、というのはアートラインの翡翠はそのような処理をしたことがないからです。

ここから数段階の磨きでしあげてゆきます。 長くて見た目があまり面白くないのでこの過程は飛ばします。

やっと翡翠の持っているつやが出始めています。
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そして最後にあと2段階にわけて大きなホイールを回転させたものにダイヤモンドパウダーをつけてしあげてゆきます。
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そしてここまで仕上がりました。

もうあとはゴールドのベイルを着けるだけですが、ゴールドのベイルにも実はこだわりがあり細かなエングレービングを施しています。

そうして仕上げたペンダントは探そうとしても見つからないアートラインだけの特別なクローバーです。

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大きさもちょうどよくって思った通りに仕上がりました。

お揃いのブレスレッドも腕の細い方から男性までカバーできるくらいの調節が効くようになっています。


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ブログをご覧の皆様、おすすめしますのでこれはぜったに手に入れてくださいね!

数に限りがありますので。。

それでは!

by sheenbangkok | 2017-07-31 23:05 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

例の”マフアン型”のイヤリングはいりましたよ!


例の”マフアン”の形で中国系タイ人に人気の翡翠のイヤリングがSheenに並びました。



以前に紹介しましたマフアンですが、これのこと

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スターフルーツです。

溝にお金が貯まるという、金運アップの形として人気なんだそうです。。 それが翡翠だとますます好き!というわけ。

アートラインの翡翠では以前にネックレスを販売しましたがSheenでもデザイン違いでネックレスが数点並んでおりました。

こんな感じでSheenにでていたものは個々が若干のデザインの違いがございました。

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本日入ったイヤリングは小さいほうのピースを使ったものです。
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色が濃い目で透明感のあるこちらはアベンチュリンとの組み合わせです。


そしてもう1点はゴールドのアクセントをつけた若草色のタイプです。
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お肌の色によって映り方が違ってきます。


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私はゴールドのアクセントの入ったやや薄い色の翡翠のほうが今日の服には似合うように思います。

が、

が、

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あ、なんかこちらもしっくりと落ち着くような気がしてきます。

迷いますね。


さて、もう1点、、これはかなり鮮やかなものが入ります。 こちらのタイプのこの鮮やかな翡翠のビーズはもうこれが最後になるので若干のいろの濃淡がでていますのでその分価格を割り引いていますが、着けてしまうと色の違いはまったくというほど気になりません。

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翡翠xエメラルドxゴールドの組み合わせはどことなくイタリアンな感じが漂います。

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(すみません、顔出していませんが)なかなか(^^♪顔うつりが良い色です。 インペリアルとでも言ってしまいたい色ですね。


以上、明日から並びますので気になる方はお早めに!

お手頃価格です。

それでは!


by sheenbangkok | 2017-07-19 22:53 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

白翡翠はいつ着ける?

日本が夏になってくるとなぜだか黒蝶真珠が売れてきます。

おしゃれなお客様いわく、夏に白蝶をあわせていたらなんとなくシャキッと決まらないのは服の色が薄い色になるので白蝶では顔がぼやける、と。

そういえば、バンコクに居る私も雨期になると夏の色の装いになりイヤリングは断然に黒蝶が多いです。

白蝶真珠は秋冬に生える、、そう思います。

さて、それでは白い翡翠はどうでしょう?

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濃い色の服をきたときにピタリと決まります。

夏の定番のシェルやクオーツとは違って翡翠の白はどっしり感があります。 きらきらと輝く夏のジュエリーの中ではむしろ地味に見ててしまう白い翡翠が一転して秋冬の装いになるとワンポイントでとってもおしゃれに輝きます。

それにはメタルがゴールド色であることも必須です。 ホワイトゴールドやシルバーは寒い122.png印象を人に与えてしまいます。

という理由でアートラインのさまざまな白翡翠はイエローゴールドとともにいつも秋冬に向けて製作しています。

意外でしょう?? でも服の生地が厚くなり重たい色になると白いポイントはとても生えます。 白蝶真珠も同様だと思っています。

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モチーフにしているカメリアは1月、12月の誕生花です。 冬に咲く花、冬に咲く白いカメリアはやはり秋冬のジュエリーモチーフです。

18世紀のヨーロッパで大ブレイクしたカメリアモチーフが未だに人気なのは華やかでいてどこか控えめで謙虚な印象なところ、ローズの社交的な華やかさとは違う上品な華やかさにあるのかもしれないと思っています。

そんなわけで、アートラインの秋冬のコレクションで再登場する唯一のジュエリーです。

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さて、

今日は東京の各地で雷雨警報がでている模様ですが、バンコクでも数日間は雷雨のワーニングが出ています。

ゴルフに行かれる方はくれぐれもご注意くださいませ(って、まるでお天気おばさんみたいですが、、110.png天気図をチェックするのがくせになっているのです、私、、、)

それでは!





by sheenbangkok | 2017-07-18 21:11 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

とっておきの私の翡翠リング

先日の原石、、、紫外線で色が変化する石、、、

難しかったですよね、、正解してくださった方は岐阜在住のAさんただ一人でした。 すごい!びっくり!あてた方がいたのには驚きました。


アレキサンドライト、カラーチェンジガーネットまでは石好きさんなら想像ができたのですが、実はもうちょっとマイナーな石でした。

”ハックマナイト”が正解でした。


ところで、ミャンマーの工房に行ったときに驚いたことは翡翠の値段が上がりすぎて原石が買えないと嘆いている人が多いことでした。 原石が高いので翡翠商品の価格も手が出ないほど高くなっているというのを実感してきました。  今、Sheenに並んでいる翡翠製品の価格を見直したいくらいで、うちの値段は安すぎるのではと思ってしまいます。

さて、そんな状況の中でも今年の秋冬向けに翡翠のコレクションを着々と製作しています。

今回は良いものをふんだんに使っていますが、値段は据え置き価格といったかんじで翡翠好きな方、本物好きのかたには絶対にお勧めできるものばかりです。

いつも気に入ったものは自分用にいち早く購入しますが、今回はこれです。

5ctありますよ、このA翡翠の板は。

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アンテイークのリングの様な手彫り風の模様を全体に入れています。 板翡翠をぐるりとビーズで囲んでいますが、この小さいビーズの一つ一つで石を留めています。 石止め職人は翡翠に傷をすけないように注意しながら力を入れて順番にビーズを抑えていきます。 なかなか大変な作業です。

板状に切って磨きをかけた翡翠は透明で滑らかな表情です。 

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相当に大きいのですがフラット面なのでエレガントです。


仕事をしていてもぶつかることなく着用していられます。 白く見えるのはインクルージョンです。 翡翠が氷質で透明なのでインクルージョンが浮遊しているように見えます。

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秋冬向けの商品ですが暑い夏のサマードレスにノーアクセサリー、指にはこの大振りのリング一つというのも素敵でしょうね。。。。。

やはり翡翠は特別なものです。

特に大勢の人がおしゃれをして集まるイベントなどでひときわ目をひくものだと思います。 お客様からも、”地味だと思っていたのにすごく目立って驚いた””皆に褒められた”とか”注目された”等々、驚きのお声をいただきます。

このようなものは絶対に同じものがよそで探せないと思っています。 お洒落さんでかつ翡翠が欲しい方にはぜひ見た頂きたいのがアートラインの翡翠コレクションです。

このリングは8月の18日に日本のお客様にはデビューです。

おすすめのリングは大振りで身をしっかりと守ってくれそうで、それでいて素敵な大人の手元にだけ輝く”女の勲章リングだ!”と私は名付けています。

それでは皆様よい週末を!






by sheenbangkok | 2017-07-15 17:52 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

”マフアンの形”だから売れるんですよ!と言われてびっくり

最近、翡翠のあるシンプルなカービングと形がとても人気です。


翡翠の表面に凹凸をつけて立体的に磨いてゆくものです。  簡単そうですが、凹の部分の磨きがとても大変で以外に手間と時間のかかるカービングなのです。

アップルやミントグリーン系の翡翠の原石で彫ると陰影がついて爽やかさにちょっとだけ重厚感が加わってただのつるっとした翡翠のビーズとは一線を画すかんじになります。

私はこのカービングのモチーフが年齢と服を選ばずに着けやすい感じなので気に入っていて前から様々な形で作ってきました。

この凹凸は最近では昨年、ペアシェイプのイヤリングとおそろいでネックレスも作り日本でも販売しました。

どんなものかというと



 
Sheenには日本で販売したものとはデザイン違いで数本のネックレスを置いていました。

これがその一つです。
(ネックレスは現在在庫ありません)
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そして(画像がありませんが)同じパーツを使ったイヤリングも数点おいていたのですが同じく中国系タイ人のお客様の目にとまりました。


さらに、最近Sheenにお見えになったタイ人のバイヤーさんもこのパーツを使用したイヤリングを販売したい!とおっしゃった。

150.pngタイ人ってこの形が好きよねえ。ふしぎー

とナムタンに言ったところ

112.pngそうなんですよー。 中国人は”マフアンの形”といってお金の貯まるシンボルみたいなので好きなんです。

というのですから驚きました。 私は初めて知りました。


”マフアン”とはなんぞや?ですよね、、、、

これなんですって、、、
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                (トロピカルフルーツのページよりお借りしました)

日本では”スターフルーツ”で知られていますでしょうか?

大昔にシンガポールにはじめて行ったとき興味をもって食べたのがこの”スターフルーツ”なのですが、ワクワク感を裏切るようなおとぼけ味で(私にとっては、、)それ以降私の中では”おとぼけスター”としてフルーツカーストの下のほうに位置していました。

ああそれなのにそれなのに、そんなに人気の形だったとは、、、

そういえばこのカービング、、、
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確かにマフアン(スターフルーツ)の外観に似てますね。

なるほど、お金の貯まるシンボルの形だったんですね。 ハニーカムの六角形の中に蜜が貯まるようにお金が貯まる、という考え方と同じですね。

そういうわけでこれからマフアンのイヤリングのオーダーを頂いた分を製作中ですので同じものを数点Sheenにも展示予定です。 

またその時にUPさせていただきます。 

ネックレスをすでにお持ちの方は原石が同じで色がほぼ同じですのでお揃いになるかと思いますので要チェックして下さいませ。

それでは!










by sheenbangkok | 2017-07-03 22:55 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

翡翠のバングル

翡翠のバングルはボリューミーでシンプルデザインで飽きなくて、、でも日本人にはなかなか買いずらい141.pngものでは?と思います。 

弊社ショールームのバンコクSheenでもバングルはご希望の方だけにお見せしているという感じでお店には並べていません。

本日は数点の新しいバングルが入ってまいりまして、透明度もある良質で爽やかなグリーンのA翡翠です。 
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バングルはクラックや深い府が入っているものは嫌われるので原石選びが非常に難しく、したがって原石の質のよいものを使ったバングルはどうしても高額になります。

翡翠は昔から身を守る石、災難の身代わりになってくれる宝石として珍重されてきたのですが、翡翠バングルに関してはとくに中国圏の方は思い入れが強く財産の一つとして考えている方も多いので選ぶ目も厳しくなり、クラックなんてとんでもない!と考えているようです。

しかし、処理していない翡翠の良質の原石は高額です。

よってよく巷でみかけるバングルはたいていが詰まった感じの石質で不純物が多くてあまりきれいでないものか、あるいは含侵処理されて透明度を出している翡翠か、あるいは鮮やかな染色をほどこしてインペリアルグリーンのような色をつけた翡翠か、、この3つのどれかになるかと思います。

翡翠好きなら一つバングルを持っていたいな110.pngと思いながら本物でそこそこ綺麗でバジェットに収まる価格を探すのは難しいところです。

さて、もう一つ気になるのが

バングルは着けたら外れなくなったらどうしよう134.pngとうことだと思います。

事実、バングルは腕から落ちてはいけないのでぎりぎり手がとおるくらいに直径の小さいものを選ぶのが正解です。 手が通ったのなら外すことはできるので心配はいりません。  中国系の方はぎりぎりの大きさを選ぶのでこんなふうに着けます。

以下、ナムタンが実演します。

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薄いビニール袋を用意します。 実はスーパーのビニール袋のようなうすーいのが本当は良いのです。


そして
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そしてバングルを滑り込ませます。


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驚くほどするりと入ります。


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手を振っても落ちないのを確認します。  はい、これは合格。 大きすぎると不合格。


外す時も同じ要領でしますと簡単に外せます。

翡翠のバングルは通常は宝物ですから簡単に手首から落ちてしまうようなものではダメなんですよね。

ところで、


今日のタイのニュースで”中国の翡翠のバングル事件”について報道されていました。


こちらがその写真
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場所は中国の翡翠の里と言われている雲南省。 雲南省はミャンマーから運ばれてきた翡翠が一番最初に上陸する土地で加工や処理が盛んにおこなわれています。  なので未だに雲南省で翡翠が採掘されると思っている人が多いようですが、実際にはミャンマー産の翡翠です。

さてさて、写真の翡翠バングルですが真っ二つ144.png

これ、雲南省のある宝石店でお客様が試着中に床に落として割れてしまったのです。 さあ、大変、、、この翡翠はいったいいくらかというと

店主曰く

136.png30万Yuenアル。 どうしてくれるアル?136.png

といったかは定かではありませんが、このバングルの価格は中国通貨で30万Yuen,タイバーツに換算すると約 150万バーツ、さらに日本円ですと約500万円ナリです。

びっくりしたお客様、、こんな高価なバングルを試着するような方ですからさぞかし大富豪かと思いますので500万円なんてどってことない”ぽい!”と現ナマを置いて行ったのでは、、とおもいきや、、、


こんなになってしまいました。
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ショックで気絶してしまった、、、、、、


というニュースでした。


翡翠は”身を守るものなので割れたときは人に降りかかる災難を身代わりで受けた”と言い伝えられています。  

大富豪ならばこんなときに

”あら、この翡翠が私の災難のみがわりになってくれたの。 なんてラッキーなんでしょう。 500万円はやすいわー”

と言って欲しかったなー!!!

とこの記事を読んで私は思いました(111.pngはは)

Sheenの翡翠はご心配をなさるほどのびっくり価格ではありませんので安心してご試着くださいませ。

ただし、お店にはならんでおりませんのでスタッフに申し付けてくださいね。

それでは!



by sheenbangkok | 2017-06-29 22:00 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

ラベンダー翡翠ってどんな色?

”ラベンダー色”ってどんな色を思い浮かべますか?

私の場合はリビングにラベンダーのプラントがあるのでその薄紫の花を思い浮かべます。

では”ラベンダー翡翠の色”ってどんなでしょうか?


ナチュラルで無着色、無含浸のラベンダー翡翠がジュエリーになっているのをあまり見かけません。 アクセサリーに使われている鮮やかなパープルやピンクのラベンダー翡翠はほぼ100%が染色したものです。 きれいなラベンダーの原石で宝石として使えるものは本当に希少なので無理はないと思います。

では”本物のラベンダー翡翠の色”ってどんな色?

これが悩ましい、、、そのものを目の前で見て選ばないと難しい宝石の一つがラベンダー翡翠だと思います。 なぜかというとナチュラルなラベンダー翡翠の色はとてもデリケートな色で写真や動画で見ても光の具合などによって本当の色とは違って見えたりします。 また、ラベンダーといっても原石によってずいぶんと感じが違います。

手持ちの原石の中からいくつかラベンダーの原石を見てみます。


鮮やかな藤の花色の原石
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天然でこれだけの色はなかなかありません。



こちらはちょっと違っています。
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ブルーが強く映ってしまいましたが最初の藤色の原石よりもピンクが強い石です。 鮮やかで好きな方が多い色です。




こちらの原石になると青みがずっと強くなります。 でも透明感があって神秘的で好きな色です。
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更に
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海にもぐっているような透明度がありアイスブルーグレーの微妙な色です。


こんなのもありました。 ちょっと詰まった感じのラベンダー翡翠の中にピンポイントでグリーンが入っています。
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カービングの柄の中に取り入れたら素敵なものができそうな原石です。 この緑は鮮やかなインペリアルカラーですがナチュラルに発生した色です。


いずれの石も氷質なのでカットすると印象がまた違ってきますね。

なので同色で揃えなければならない量産はかなり難しくなります。

ラベンダー翡翠、、、、とくに最近、希少で原石は高価ですのでなかなか無処理できれいなものに出会うことがないかと思います。 なのでこれぞというものに出会ったときはご縁かもしれませんね。 


さて、現在Sheenにございますラベンダー翡翠はちょっとブルーがかった優しい色です。 ビビッドないろではありませんがそれだけにスタイリッシュな装いが得意なおしゃれな方にお似合いになりそうな微妙な色あいです。

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ほどよく指になじむ大振りです。 写真ではピンク色が消えてしまいましたが若干ピンクが入ります。 画像は難しいです。。。。。

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石座の細工は葡萄の葉が重なり合っているようなちょっと立体的でボリューミーですのでちょっと貫録の指でも美しく輝いてくれる大人のジュエリーです。


それでは!



by sheenbangkok | 2017-06-19 23:03 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

板翡翠は良質が条件

翡翠原石を板状に薄くスライスしてハイポリッシュに仕上げる”板翡翠”を使ったジュエリーをご覧になったことがありますか?

高価な帯留めなどに使われているのを写真でご覧になった方はいらっしゃるかと思います。

宝石をスライスするって当たり前のようで当たり前にできないことですよね? 

ルビーやサファイアを? アクアマリンやペリドットを? ターコイスやラピスラズリを? 

見たことがありません。

そのままでは割れてしまいます。

翡翠は薄くスライスしただけでジュエリーにすることが可能です。

翡翠は繊維が絡み合っているような分子構造なのでとびぬけた割れにくさを持っています。 ですが、板状にスライスして表面を滑らかに研磨するには原石の”質”が良くなければだめ。

質が悪いと不純物が入り研磨しても研磨しても表面は凸凹で板の滑らかさをだすことができません。

もちろん研磨がわるくて石の表面が凸凹しているというケースもありますが、たいがいは翡翠の質が悪いために研磨しても滑らかにならないか或いは処理していて表面が荒れが残っているかだと思います。

板翡翠は質が良くないとダメ。 無処理でないとダメ。 なのでそんな石を使ったリングをぜひ大人の女性のために作ろうと思いました。

原石が決まったのが3か月前です。

いくつかの質のよさそうな原石を候補に挙げていましたが、この石が最有力でした。
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割ってみるとなかはこんなでした。


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カラス質で色もものすごく魅力的。

ずいぶんと前に仕入れた原石ですが、今購入すると相当な高額になるのではと思ってしまいます。

この石を思い切って使うことにやっと決まりました。

やっとというのはとてもきれいで質の良い石なので1点ものの大作を作成してSheenに並べようという気持ちが強くて、、また、これを小さくスライスしてしまうなんて勿体ないという意見もあって相当に迷いました。

今回時間をかけてデザインしたリングは特別な意味を持たせていますのでぜひこの原石を使いたいという気持ちが強く迷いながらもGOすることにしました。

リングは太古の時代を感じさせるようなものでもありながら新しさも感じていただければと思っています。

”翡翠の板”は特別なものですから多くの経験を積んだ女性の指に勲章のように輝いてほしい!と願って作ります。

デザインは後日アップします。

それでは!




by sheenbangkok | 2017-05-30 22:36 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)