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翡翠のうさぎ

15年以上弊社専属で頑張っている翡翠のカーバーの親方が寝込んでしまいました。

子供の時から翡翠のカービング一筋で生きてきた人です。

多くのカーバーたちは仏像や中国の縁起の良いモチーフなどの昔から変わらない決まったスタイルを得意としていて、カービングするものはどれも1点もので2つは同じものを作りません(というよりも作れません)。

コンテンポラリーな透かし模様や風になびく金芝梅の花、森のフクロウをデザインしても普通の翡翠カーバーは彫ることができません。 普通のカーバーは決まった形のものを大きくカービングしたり小さくしたりすることはできても全く新しいデザインは大の苦手です。

なのでうちの親方は特別な存在です。

新しいデザインをワックスで作成するとどんなに難しくてもワックスのサンプルと同じように仕上げてきます。 最初の1個はいつも悲鳴を上げての仕事です。 頭を使って考えて工夫しながら手順を考えて彫っていく辛い仕事だと思います。

最近はどんどんと腕をあげてきていて、私は彼を”天才”だと心から思っています。

そんな彼だから、、、とついつい難しい課題を毎回与えてしまいます。  今回も予想以上に難しいと後からわかった作品に取り組んでいます。

1pcを仕上げるのにあまりにも時間がかかるので2か月前にシェフTは”急きょデザインを変えないとタイデーに間に合わない”と言ってデザイン変更を検討するように提案してきました。  ですが、親方はなんとかやる!という気力をみせてくれたのでそのまま続けてもらうことにしました。

ホント、、、彼しかできないので彼に何かあったらOUT!!!144.png

オープンワークの難しい仕事に入るとそんなストレスをいつも私は抱えています。

が!

その親方がダウン。

私の目の前がくらくら、動悸がばくばくしてきましたよ。

家に電話をかけると親方は寝ていました。 

お布団のなかから弱弱しい声で

”あと8つで全部おわりますよ。 大丈夫です”

親方は集中して仕事をするので目の使い過ぎと運動不足でたびたびダウンしますが必ず仕事を終わらせるという強い責任感のある男136.pngです。

心から親方を尊敬するこの頃です。

8月18日のショップチャンネルライブの特別企画”タイディ”に向けて親方が製作しているモチーフは今回はウサギです。


オープンワークのとても難しい作品です。

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2羽のうさぎが荒波を前に”さあこれから飛び越えよう”としている姿です。

形を丸にしたのは月をイメージしているからです。 

最初、このカービングのタイトルに”荒波を乗り越えようとしている2羽のうさぎ”とつけようと思っていました。

人生、山あり谷ありまた山ありですけれどなんとか乗り越えましょう!という気持ちを込めたデザインだからです。

しかし!!将来に向かって明るく、もっと希望の持てるものにしようと考えて”飛躍”と名付けることにしました。

うさぎが飛び出ているような立体的な彫りで、これがとても大変なところです。

翡翠の原石も透明感のある質の良い部分をこれだけ使いますので価値あるといっても過言ではないと思います。

ですがー

沢山の数はできません。

親方の作品のフアンのかたにはぜひ手に入れていただきたいので事前にお知らせ申し上げました。

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なお、親方はすでに仕事に復帰しております。

それでは!

by sheenbangkok | 2017-08-11 23:25 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)

幸せ気分になる翡翠の🍀

早くも7月が終わろうとしていて翡翠の秋冬のコレクションが徐々に出来上がってきました。

一足お先に四つ葉のクローバーのペンダントを着けています。

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今年はチョーカー風に短く着けるのがかっこいいですから短めの牛革コードに通しました。

黒の革コードは顔が引き締まって見えて似合わない人はいないのではと思います。

襟の詰まったお洋服の時にはイエローゴールドのチェーンでアクセントもいいかなとおもいます。 

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あ、ちょっとチェーンが細すぎたかな?? もうすこしボリュームがあってもよいかなと思います。 ベイル(バチカン)はかなり大きくとっていますのでかなり太いチェーンでも通ります。


この四つ葉にはとってもこだわりがあって立体的な構造であることは以前にお伝えしたと思います。 

よってカーバーも頭を使って彫り上げないといけないのですが、平面に四つ葉を彫るよりも難しいだけでなく重なり合うところができて丈夫な翡翠が更に丈夫になっていると思います。

こうしてジュエリーになって着けたときにしっくりと首に馴染んでしかも質の良さが際立ったりすると”ああ、よかったー”とホッとします。


デザインを起こしてワックスで見本を彫るところからはじまりましたね。。。。ずっと前のことです。
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そして原石を選んで切断、、、質の良い石を選抜してはいるもののクラックなどが多くて使い道にならないものもあるので緊張の作業です。

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スライスして更に色の良いところを選抜します。

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この先、絵付けをしたり、形に切ったりの様々な作業があります。

そしてやっと形になってきました。

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ここは弊社の熟練工の腕が光る部分です。 立体的なクローバーに彫っています。


翡翠は削ったじょうたいですと表面が滑らかでなくつやがありません。 こんな感じです。
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ここから先の研磨ですが、これが無処理の良い原石であればこその手間をかけてゆきます。  質が悪ければ処理をして表面にお化粧をしておしまいの簡単仕上げであると聞いています。 聞いている、、というのはアートラインの翡翠はそのような処理をしたことがないからです。

ここから数段階の磨きでしあげてゆきます。 長くて見た目があまり面白くないのでこの過程は飛ばします。

やっと翡翠の持っているつやが出始めています。
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そして最後にあと2段階にわけて大きなホイールを回転させたものにダイヤモンドパウダーをつけてしあげてゆきます。
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そしてここまで仕上がりました。

もうあとはゴールドのベイルを着けるだけですが、ゴールドのベイルにも実はこだわりがあり細かなエングレービングを施しています。

そうして仕上げたペンダントは探そうとしても見つからないアートラインだけの特別なクローバーです。

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大きさもちょうどよくって思った通りに仕上がりました。

お揃いのブレスレッドも腕の細い方から男性までカバーできるくらいの調節が効くようになっています。


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ブログをご覧の皆様、おすすめしますのでこれはぜったに手に入れてくださいね!

数に限りがありますので。。

それでは!

by sheenbangkok | 2017-07-31 23:05 | 翡翠 | Trackback | Comments(0)