人気ブログランキング | 話題のタグを見る

元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-

元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-_b0202356_1112198.jpg

朝食時にレストランから街を望む



元日はGreenLakeに行くことにしました。 GreenLakeとは翠湖と書きます。 坂道が多かったのですが、どこに行っても歩道がしっかりと広いので歩くのが苦になりません。 バンコクもこれくらい歩きやすいといいんですけど、、、、

これが翠湖です。 中国各地からの観光客で湖畔は黒山の人でしたが、湖畔のレストランやホテルはひと気が無く静かです。

元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-_b0202356_11225014.jpg



湖畔にあるホテルの一つに入りました。 翠湖大飯店。
元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-_b0202356_11214289.jpg

実は、こちらのホテルの1Fには 丘永漢さんがオープンさせた q’s Coffee Shop
1号館があるのです。 中国茶を中心に、中国の富裕層向けの品揃えとお見受けしました。
元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-_b0202356_1129947.jpg


さて、この地方はコーヒーの産地でもあるのです。 もちろんかの有名な プーアール茶 の産地であることは中国人は皆さんご存知。 街の至る所にプーアール茶を売るお店がありますが、高級茶ですからね、、驚くようなお値段です。 で、ですが、、コーヒーも栽培しているんですよ。 タイ北部産のものよりずっと香りが高くお勧めです。 現在は国内消費分だけだそうですが、、、

そんなわけですから、美味しいコーヒーとケーキもどこそこでいただけます。
元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-_b0202356_11345144.jpg
元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-_b0202356_11361284.jpg


元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-_b0202356_1425127.jpg
元日のメインランドチャイナ -驚きの旅 その3-_b0202356_1426090.jpg












































この街は古い建物の風情を残しながら街をお洒落に変えていくという方針らしく、旧市街も綺麗に整備されつつあります。

さて、この街のあちこちで売られているものがあと一つあります。

本物からニセモノまで、目利きでなければ絶対に見れないものです。 こちらは中国の富裕層の方には特に有名な場所で 中国の〇〇はここから全部卸される、〇〇の里と言われています。

さて、それは、、、





翡翠
です。

それも中国翡翠ではなくビルマ本ヒスイです。

こちらの県はミャンマーと隣接しており国境の行き来が割りと自由に行われています。 先日ミャンマー政府主催の翡翠のオークションが開かれましたが、中国人、、たぶんこちらの県の方たちだと思いますが、大挙して押し寄せ、翡翠の原石が高額で競り落とされたと聞きました。

おかげで長い間、ミャンマーからダイレクトで原石を仕入れている私たちにも影響がでているというわけです。 今回は、その実態をみること、どんな風に、いったいいくらくらいで売られているのか、、、を見てみること、、、これが私たちがここの土地に来た目的なのでした。

さて、ここで本当に驚く072.gif070.gif005.gifことになります。

町中に翡翠やさんはありますが、市場やちょっとした露天で売られているのは殆どが水晶やメノウを染めたものです。 お店の人もよくわからないみたいでした。 もちろん日本人の観光客が行ったところで絶対にわからないと思います。 お値段が安いのにやけに綺麗、、???本物かしら??ってくらいでしょうね。

さて、本物は、、、街の至る所に宝石商があり、また、新年にオープンしたのが翡翠専門のデパートは天然無着色の綺麗な本物の翡翠を並べています。 もちろん大手のデパートの宝飾品も本物の翡翠を扱っています。 その数たるや、、、、全中国からお客さんが来るのでしょうから、これくらいのお店が必要なんでしょうね、、、

しかし、、、、アートラインの翡翠コレクションで扱っているようなインペリアルジェダダイトほどの綺麗なものがなかなか見つかりません。 ちょっと落ちるけれど、、一応お値段をチェック、、、ということであちこちのお店をひやかしましたが、、、この御値段、、、間違いか???と思ってしまうくらい、、、、、

うちの商品にゼロが2桁ついたくらいです。
ホントですーーーーー。

カービングのマテリアルの御値段もあちこちで聞きました。 私たちが欲しいな、、というようなちょっと洒落たカービング、、色がそこそこ良くて綺麗!! なーんていうものはなななななんと、

100-500万円くらいします。

シェフTも懲りずにあちこちのお店をチェックしますが、どちらも同じ。
別にぼったくる様子もなく、店員さんは誠実に対応してくれます。

Sheenではショールームに並べていないバングルですが、、、、現在オフィスにある在庫と同じようなクオリテイーをピックアウトして御値段を確認するも、、、数十万円は確実にします。


うーん、どう考えたらよいのでしょうか???

本物の翡翠は中国では一般の人は殆ど買えない状況だと思います。 どちらのお店もお客さんの姿が見えません。 それでも大勢の店員さんを使っていてお店も豪華な構えです。

バブルの中国ですから、時々、北京や上海の億万長者がやってきて、あれこれ、、と数千万円の買い物をしてしまうに違いありません。  そんなお客様をお待ちしている、、といった風情ですもん。

そういえばタイの中国系の経営する宝石屋ではこんなスローガンをよく見かけます。

一本万利

私たちのように苦労してあくせく働いてちょっとの利益で売ってしまうのって中国人から見たら、駄目な商売人なんでしょうね、、、

しっかし、アートラインの翡翠、、、プライシングが安すぎでしたね。

もっともっと高く売れるもんなんですね。

既にご購入なさった皆様は、本当にお買い得でした!

そんなこんなで、元日から本当に勉強させていただきました。
何も買わないのに、宝石店では立派な卓上カレンダーまで下さって、、ありがとうございました!

さてさて、旅の目的も果たして、、あとは食、、ですね。

でも、本日はこれにて!

To be continued,,,,,
by sheenbangkok | 2011-01-02 11:36 | ショートトリップ | Trackback | Comments(0)

ジュエリーファクトリー直営のショールームから発信するタイのこと、ジュエリーのこと。


by sheenbangkok
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31