オーダーメイドはこんなふう!

タイを訪れると欲しくなるのが宝石、、ではタイで宝石が採れるのかというと、嘗てのルビーやサファイアの鉱山も既に採り尽くされており採掘量は殆どありません。

では、なんでタイ??

それはタイに世界中からの宝石が集まるからです。
周辺国はカンボジア、ミャンマー、アフガニスタン、インド、、と様々な宝石の原石が採掘されます。 また、アフリカ諸国からは容易に原石が運び込まれるようになり、更には遠いブラジルやコロンビアからの原石までもが持ち込まれるようになりました。

ご存知のように中国にも現在は多くの原石が持ち込まれて加工されておりますが、アフリカやミャンマーの原石はタイに来てから中国へという流れが主流です。

そういったわけで、バンコクはいまだに宝石原石の集積地としての地位を保っています。

折角バンコクに来たのなら宝石を買いたいと思われる方も多いかと思いますが、バンコクでは本当に多くの石を見て選べる環境にあります。 さて、どうせなら宝石だけでなくオリジナルのジュエリーを作りたい、と思われる方も多いようですが、これだけ沢山の石と工場があるバンコクですから、是非にとお勧めしたいです。

039.gif前置きがながくなりましたが、、

Sheenでもオリジナルのジュエリーをご注文いただくことができます。
基本的にショールームなので完成したジュエリーをサンプル的に展示してありますが、オーダーメイド製品のご注文も一般の皆様からお受けできる体制が整っております。

オーダーメイドとは、デザインを一からおこし、それにしたがってプロトタイプ(型)を作成し、そこからジュエリーを作成するというものです。  ですので、サンプルは存在しません(サンプルがあったらオーダーメイドではないですよね039.gif

今のところ、殆どがヨーロッパ、アジアのジュエラーさんのお客様からの、いわばプロからの注文なのですが個人のお客様からのご注文も大歓迎です。



でも、どうやって?ということを聞かれます。

そこで049.gif

全体の流れを順を追っていくとこんなカンジになります。

最初は石を決めるのが進みやすいかと思います。
ダイヤなどサイズと価格の関係がはっきりとしているものはいきなりデザインということでも大丈夫です。

さて、デザインとご予算は並行して考えていきます。
限られた予算の中でデザインを考えていくのは重要です。
ここまでで、大まかにどれくらいの予算でどんなものが作りたいかがわかってきます。
そして、ご注文いただくと決定した場合は次に進みます。

次とは具体的なデザインの詳細へと移っていきます。

では、実際に頂いたオーダーを例にとってみますね。

このお客様はご自身の所有のペンダントのイメージをリングに反映させたいという具体的な希望をお持ちでした。

ペンダントのお写真をいただきました。
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この時点で材料はダイヤを使用、センターはブラックダイヤを使用と確認します。

更にリングにした場合のご希望の形をお客様がスケッチして下さいました。
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なんとなくカンジはつかめました。

そして非常におおまかな見積もりを出し、お客様の考えるお値段の範囲と確認できたところでデザイン画となります。

CADで纏まったイメージを描きます。
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石の数、重さがだんだんわかってきます。
この時点でもう少し現実に近い見積もりが出ます。
また、個性的な仕上げのためにブラックロジウムを使用するという提案をしました。
それがどんなものかもCADの色で確認できます。

このお客様の場合、見積もりとボリュームを確認したとろで、もう少し予算を増やして大振りにしたい!というご希望がありました。

そこで、どれくらいの大きさにするかを相談。

相談結果、最終的なIMAGEをCADで作成しました。
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トップの面積が大きくなったことによってシャンク(腕)が1本ではバランスが悪くなりました。
太くすこともできたのですが、デザイン的な美しさがなくなるので交差させることにしました。

詳細の全てを了解いただく段階です。

これがお客様の最終確認となりました。

そしてこのIMAGEを元に原型の作成です。
この原型の作成が最も時間を要するところです。 職人がただ作るのではなく、私を含めたスタッフがバランスや美しさを確認し、修正しながら進めます。

ここがオーダーメイドと既製品の大きく違うところです。  既製品は、このようにして熟考された型をもとに、オーダー数に応じて何十、何百という数のジュエリーを生み出すことができます。

しかし、オーダーメイドはたった1個のためにこの型を作るという大変に贅沢なものです。

さて、やっと原型が完成。

ここからゴム型を作成。

そしてキャステイング、、やっとゴールドで形をとる段階になります。
長い道のりでしょう?


さてキャステイング終了後のゴールドをファイル職人、石止め職人、磨き職人、プレーテイング職人と経て検品QCに至ります。

そして完成。
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如何でしょうか?
CADでイメージを確認しましたので、完成品がイメージと違う!という悲しい出来事などは起らずお客様はたいてい大満足です。

本当のオーダーメイドはこんなふうに手間、時間のかかるものです。

なので、折角のオーダーメイドなのですから、皆様の個性が溢れるデザインでたった一つのジュエリーを製作なさるのがよいかと思います。

更に、Sheenの職人達はハイエンドジュエリーを手がける一流の職人ばかりですので、出来上がりはそのへんのブランドジュエリーには負けないと私は思っています(037.gifちょいと自慢しすぎかな?)。

さて、こんなですからお時間がゆっくりととれるときに予め予約をいただいてからの方かよろしいかと思います。 じっくりと考えてよいものを作りましょう。

それでは!

by sheenbangkok | 2012-04-25 14:10 | ジュエリー | Trackback | Comments(0)

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