翡翠のガネーシャ
2012年 10月 09日
お祭りが近づくと、小さなお寺の周りはおまいりをする人で連日大賑わい。 宗教関係の方たちかと思えばそうでもなく、仏教徒のタイ人、カトリックの白人、私のような仏教徒のようで無宗教な東洋人などなどが皆さん宗教を越えてお参りに行きます。
商売繁盛のお寺で知られており、特に商売を始める人はお参りすると必ず成功するというので私も昨年は遅ればせながらお参りに行きましたよ。
さて、このお寺のまわりには象の頭をしたユニークな神様のポスターや置物が売り出されます。
そう、その神様がGanesha(ガネーシャ)、、タイ語ではパピカネンと言います。
ヒンドウーの神様はガネーシャだけではないのだけれど、なぜか最も人気があり皆から拝まれている神様がガネーシャ。 最近ではヨーロッパでもガネーシャが有名になり、置物やマスコットが売られるようになったと聞きます。
この神様は”障害を取り除いてくれる神””物事を始める神”といわれており、人々から絶大に支持されているのです。
さて、このガネーシャを翡翠で掘ってペンダントを作成するという企画がされたのは昨年のことです。 とくにヒンドウー教を信仰していない人からも、或いはインド人からも、そして日本の方からも、是非欲しいというお話を聞いていました。
そこでしらべてみると翡翠のような高級石でしかも硬い素材では細部を彫るのが大変に難しいため、簡略化したものや大きすぎてお洒落に着用できないものが殆どであることがわかりました。
そこで、
作りました!アートのような作品を生み出しているアートラインの熟練工の作成したガネーシャです。
可愛らしさと頼もしさが両方備わっています。 翡翠も美しく、カービングも精密です。
ナチュラルな美しい緑のビルマ翡翠のガネーシャはブルーサファイアの飾りをつけています。
透明感のあるパステルホワイトのガネーシャはピンクサファイアの飾りでカワイイ印象です。
こちらも天然のビルマ翡翠です。
このように素材、技術の両方が揃ったガネーシャはアートラインらしく真面目に仕上がっています。
ペンダントとして男女と問わずに着用できるカワイく、上品な翡翠のガネーシャペンダントです。
さあ、このように手が込んだ作品は数が限定数しかご用意できず、このバンコクより日本に送られてTVでご紹介ということになりました。
10月14日日曜日の22:00Pm(日本時間)からのショップチャンネルさんでの”アートライン翡翠コレクション”の中で紹介させていただく予定です。
今回限りの作品ですので、皆様、お見逃しのなきよう、、、
そして、このガネーシャが皆様に心と体の幸福をもたらしますように!
それでは!
P.S. ガネーシャは4本の手を持っていますが、それぞれの手にもっているものは絵を描いた人、彫刻の作者によって違うそうですが、私達のガネーシャは詳しい方に監修いただいて、正しい形をしております。 それぞれの手には斧、蓮の花、そしてバスケットに入ったお菓子を持っているのです。 小さいカービングなので詳細までは彫れないながらもかなり精密につくっております。 バスケットに入ったお菓子をもっているところあたり、、、この象の頭を持つ子供の神様の可愛らしさを象徴していますね。