バンコクショーが終わって、、
2014年 09月 15日
Sheenはバンコクショーに出展しませんでしたが、私は1日だけスタッフと一緒にちょこっと顔を出してきました。
今回はショーの開催される前から既に来場者が少ないことが予想されていましたが、行ってみた印象や出展者の話によると予想よりは多くの来場者があったとのことでした。
Sheenには毎年この時期になるとヨーロッパのジェモロジー学校の生徒さん達やジュエラーさんがいらっしゃるのですが、今回は殆どの方が直前のキャンセル。 外から見たタイはまだ不安定で危険な印象をぬぐえないというのが今回のことでわかりました。
さて、Sheenにはショーに向かう前の下見(?)をするバイヤーさん達が大勢おみえになり、明らかに価格チェックをされていくのですが私は全くきにせず毎年のように相手をさせていただきました。
実はそんなお客様の様子だけで毎年の来場者の傾向がわかってしまいます。 今年はヨーロッパの方達がほどんど見えず、アジア系のバイヤーさんが殆どを占めていました。 また、中国本土の方が意外にも少なく、それに代わるのがインドネシアの方達でした。 アジア勢が多くなるとこれはジュエリーの販売は難しく、代わってルースの方に皆様の興味が集まります。
弊社も翡翠のルースを見たいというお客様が初日にお見えになり価格チェックをしてお帰りになりましたが、結局は最終日にまた戻っていらして取引させていただきました。 バンコクのジュエリーショーではまともな翡翠のルースは殆ど望めず、トップクオリテイーは香港でなければ見ることが出来ないと思います。 ですが、香港はお値段がとても高いのでバンコクで掘り出し物を、、、、という方が多いのだと思います。
弊社のインペリアルジェイドのルースはSheenには並べておりませんが、御希望の方には御予約をいただいてお見せしています。 価格もいろいろですので御希望のものをお持ちしてお見せするという形になります。
さて、インドネシアからのバイヤーさんと弊社が取引するのは始めてのことでしたが、中国系の方はやはり取引上手でなによりも粘ります。 その粘りといったらちょっとやそっとではなく、気が遠くなるほど粘るので私のようなヤワな日本人はとてもたちうちできません。
今回も新規のお客様となっていただいて嬉しい半分、絶対によそでは手に入れることのできないトッピンのルースをぐいぐいと値切られてしまって本当に悔しい!!! 中国人に弟子入りして販売のテクニックを身につけないとダメですね。 いやいや学ぶことがまだまだ多いです。
まあ、そんなこんなですが弊社の翡翠はお見せするとみなさんきらりと目が光り、必ずオファーが来ますので見る目があるバイヤーさんには欲しい商品だと思います。
昨日、バイヤーさんたちは、皆様香港に移動されましたのでSilom Villageはまたまたひっそりとした状態に戻りました。
さて、
ショーが終わるこの時期になるとなんとなくバンコクでも秋の感じがしてきます。
そしてSheenは秋色の商品が徐々に入ってまいります。
今年は”ピンク”!
ピンクといってもベビーピンクからモーブピンクまでレンジは広いのですが、いずれもこの秋冬のグレー系のお洋服にあわせたい色です。
パール、クオーツ、そしてスピネルなどなど少しずつ入ってまいりますので是非Sheenにお立ち寄りくださいませ。 そしてお気軽に御相談くださいませ。
それでは!