心臓外科医とジュエラー
2016年 03月 03日
最先端の医療機器を備えた手術室は心臓手術の様子を家族が見学できるというもの。。
日本で屈指の心臓外科医に囲まれて、まさにまな板の上の鯉になっているのはシェフT。
まさに晴天の霹靂ともいうべき事態がシェフTの身の上に起こって心臓の弁の置き換え手術をするという運びとなったわけです。 手術をするならより確実で成功率の高い病院を!後悔のないように選択できうる最高のものを!と家族なら考えると思いますが私もかなり調べて悔いの残らないようにと最終的に選んだのがこちらの病院でした。
正確には病院をえらんだのではなく外科医を選んだと言えます。
ネットで検索すれば日本での外科医のベスト10やらがでてきますし、テレビに頻繁に出演するスター医師も多い時代ですけれど本当に信頼できる医師をどのように選ぶべきなのかは素人には判断しかねるところです。
ですが、私個人的にシェフTの執刀医はこの方に是非お願いしたいと思ったのには理由があります。
それはその外科医のプロファイルに、趣味はミニチュアモデルの製作と書いてあったのです
外科医は緊急時の判断能力もさることながら、やはり技術者として器用な人が良いのではないですか? 手が震えて間違って血管を傷つけたりして欲しくないし、なによりも心臓手術は心臓を止める時間が長くなればそれだけリスクが高まるわけですから一刻も早くできるほうが良いに決まっています。
そんなこんなでお世話になった病院の外科医たちはいずれも間違いなく”神の手”と”天使の心”を持った信頼できるプロフェッショナルでした。
人の命を預かるという重大な責任の下に毎日を過ごすということはどんなにかストレスのかかることでしょうか? ”なんとしても直す!!”という大きな自信と強い使命感がなければ決して上手くいかない仕事でしょう。 同じように細かい仕事で失敗の許されない大きなストレスを抱えることの多いジュエラーの悩みがなんとちっちゃなことに感じてしまいました。
こういったわけで、バンコクに会社を立ち上げてから15年間で初めて1ヶ月もの長い間日本に滞在しました。
私はというと、病院に通うこと意外にもちょっとだけ仕事もしてきました。 日本滞在中は9割以上が手術のことしか考えられなかった状態でしたが、実は3月27日にはショップチャンネルのライブも決定しておりそのことが気にならなかったわけではありません。
滞在中はアントレゾの新作の最終確認と5月の翡翠の新作の話などを兼ねてショップチャンネルのバイヤーさんとのミーテイングにも出かけました。
滞在も終わりに近づくとアントレゾのことが頭の半分を占めるようになり、徐々に気持ちの切り替えができつつありました。
といっても実は滞在中はずっとアントレゾの新作をつけていました。
(リングの色がやけに濃いのは毎日つけているので少々変色気味。 たまには磨いてあげなくちゃね!!)
これはヒイラギリングとマッチングのペンダントです。 ちょっと大振りだったのが項を奏して存在感がかなりあります。 ジュエリーの評価には辛口の実家の母からも”あら、いいじゃない!”とのお墨付きをもらったペンダントです。
リングはもう発売してからずっと着けているお気に入りです。 指の一部にでもなってしまったかのような着け心地です。 繊細ながらしっかりとした作りなので日常使いしています。
実はリングは2015年の秋の新作だったのですが、前回お見逃しの方のために今回も是非!ということになって再販することになりました。 手のかかるリングなので沢山オーダーをいただくと大変なことになる、、、と今から心配ではありますが。。。。。。。
今回のアントレゾの新作はベーシックなデザインとしっかりとした素材で本物感を味わっていただけるものを揃えています。 また、”ベーシック”とは言いながら細かな見えない部分に細工を施したり、あくまでもハイエンドジュエリーを作るような手間のかけかたはしておりますので、素的な大人の女性をより魅力的にみせてくれる品格あるものたちです。
これから徐々に紹介させていただく予定ですので是非チェックしてくださいませ。
今回も本当に数が少ない超限定品を販売予定ですのでそちらも時間がもしありましたらご覧戴きます。
それでは!
私は先月、子どもの歯科治療を大学病院でしてもらったりと、日本に行っていました。個人的にメールをして、担当医が自分の判断で受け付けてくれたんですよ。人との繋がりのありがたさを感じました。私もついでに歯科治療をしましたが、町医者選びは設備が新しいこと、医師が男性で若い事。。。などです!!
本当に今や医師を決めて病院を選ぶ時代ですよね。 良い先生とのご縁で繋がると本当にラッキーですね。 でも歯医者はバンコクがレベル高いと感じているのですが如何でしょうか? バンコクの治療は痛くないですし早くてきれいですよ。 ところで、バンコクにいらしたら是非いらしてくださいね。