遅ればせながら
明けましておめでとうございます。 皆さま、ゆっくりとお休みになられましたか? あるいは弊社のタイ人スタッフのように休み明けは疲労困憊で仕事どころじゃない!でしょうか?
私は今年は気分一新、心も新たに頑張ってゆこうと思っていますので欲張らずに少しずつでも成長できる年になればよいなあ、と思っています。 年明け早々に納品が近づいているヨーロッパの某ブランドの1点ものジュエリーが完成しまして、その鮮やかなカラーストーンに心までも明るくなっている次第。 やっぱり今年はカラフルに行きたい!
新年早々の忙しさも元気が出る色に囲まれているとなんとなく報われる気がします。
今年は昨年に引き続き、やはりゴールド系から私は目が離せずイエロー、オレンジやゴールデン系の色に心が引き寄せられています。
そんな元気が出そうな色はやはり本物のカラーストーンでアクセントとして使えれば失敗が少ないと思います。 カラフルな色は洋服やバッグなどのマスの大きいもので挑戦するのはかなり勇気がいますし、おそらく買ってもあまり着なかったり、或いは流行だからといって買ったものの自分の色としてしっくりこなくて箪笥の肥やしになるのが関の山。
私は服はすっきりとさせてジュエリーやスカーフなどの小物でアクセントをつけるのが失敗しない流行の取り入れ方だと思っています。 帆本物のジュエリーはホントにずっと使えますのでコスパ高いお買い物だと思います。
ところで、私は新年より翡翠をずっと着けています。 イエロー系に引き寄せられていますがなんとなくこの新年は翡翠の気分
でもありました。
なぜかというと、、、
年末年始の久しぶりの友人たちとの近況報告は最近はご家族やご本人の健康に関することが多くなりました。 もちろんしばらく見ないうちに驚くほど成長したお子様たちの写真に驚き喜ぶことも多いこの頃ですが、ご両親の介護やご本人の体調不良が話題の中心になることが多くなっていると感じた年始でした。
幸い今年は私の家族は何事もなく新年を迎えましたが、それはある意味奇跡のようなことなのかもしれないと思っています。
詳細は省きますが、10年前に私はバンコクで突然に菌に感染してしまい”心内膜症”と”髄膜炎”になりバムルンラート病院に1か月半も入院しその後も完治までは長い道のりでした。 その時の思い出は”痛い!痛くて耐えられない!”ということにつきます。 また3か月にわたる抗生物質の投与で体がふらふらとしてしまいしばらくの間はまっすぐに歩くことはできませんでした。 痛かったのは病原菌に背骨が食べられてしまったからで、病菌が死滅するも今度はドクターから背骨の交換手術を言い渡された時は、”もうこれで普通の人の生活はできないのだ!”と絶望的になったものです。
お見舞いに来てくれた友人たちの健康そうな姿と自分との間には世界を隔たらせる透明のバリアーがあって自分は別の世界にいるのだという疎外感を強く感じたものです。 普通に外を歩くということが自分にとってはなんと特別なことなのだろうか、と悲しみました。
しかし、ドクターを信じてあきらめずに努力してきた結果、今があります。 普通に運動して、、、ジムにも行き、ゴルフもテニスもし、何の制約もなく大変な仕事もこなしている毎日です。 こんなふうに生活できるとはあの時は夢にも思っていませんでした。
で
一方
シェフTは昨年の今頃は心臓弁膜症を突然言い渡されて失意のどん底に居ました。 また4年前は片目がほぼ失明するという病気に突然になり大変なストレスを背負う生活をしていたこともありました。 ”一度死んだ網膜は再生されない”というのが当時の常識でしたので、片目の欠損した視界はもう一生回復しないというのが一般論でした。
ところが本人は諦めず、アメリカやヨーロッパの最先端の医療をしらべて少しでも回復できるようにとタイで手に入る薬を試したり、サプリメントを取り寄せたりという努力を怠りませんでした。
で、どうなっていると思いますか? 実は見えなかった部分がだんだん見えてきているんですよ。 車の運転も普通にしています。 それに最近の研究では網膜も再生可能だと分かってきたらしいのです。
まあ、そんなこんなですのでこうして健康で新年を迎えられたことは大変に感慨深いです。
皆様、健康面で悩んでいらっしゃる方も決して諦めずに我慢して頑張って欲しいのです。そうすれば結果はすくなからずついてくると信じています。 また、今の医学は1か月、1年でどんどんと新しい薬や治療法がでてきますのであきらめないでくださいね。
なーんてちょっとへんな新年のあいさつになっちゃいましたね。
そして、そんなことを想う新年だったのでやっぱり翡翠の気分だった!と言いたかったのでありました。
翡翠は身を守るお守りとして古くから知られていますけれど、実は古い文献によると南米で翡翠が発見されてたことがあり当時は翡翠は痛み止めに使われていたとか、、、 痛み止めというのはとても驚きですけれど、翡翠を温めて患部にあてていたのだそうです。 特に腰痛の治療に使われたと聞いています。
翡翠は温めると長時間暖かさが持続するので患部にあてると痛さが和らいだのだと言います。
そんな不思議な言い伝えもある翡翠ですのでやはり宝物ですね。
さて、今年も皆様に教えられながら、一緒に頑張ってやっていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは