”アクチノライト イン クオーツ” という石の名前を聞いたことがありますか?
アクチノライト(緑閃石)という鉱物がクオーツの中に入った石です。 実はこの石をシェフTがルーペでチェックしたところルチルでなく別のものが入っていることがわかり”なんだろうこれ不思議なものが入っている”ということになりました。 そこで石を購入して鑑別機関に出したところ”アクチノライト イン クオーツ”という結果が出ました。
アクチノライトは宝石ではほぼ使わない石で、GIAでもスルーした鉱物なのですが、クオーツの中に沢山のアクチノライトがこのように綺麗に入っているのでとても珍しいようです。
それがこれ
緑閃石というように緑色の鉱物のアクチノライトなのですが、これは黄色がかっているのもちょっと珍しいですね。
先日の1番の石がこちらということになりますが、、、すみません、難しすぎましたね。 多くの方々の頭を悩まさせてしまったようでメイルなどなどいただきましてすみませんでした。 当然のことながら正解者無しでした。
まだどのように使うかは考えていませんので今年の新作には入る予定はありませんが時間ができたら形にしたいと思っています。
さて、2番の答えはヘソナイトガーネットでした。 当ててくださったのは岐阜にお住いのM.Aさん!ただ一人でした。 ヘソナイトは石の中に糖蜜状組成(トリークル)を内包していることで知られていますが今回ルーペでそのモヤモヤを初めて見ました。 赤茶色のような一見地味な石の中から燃えるようなオレンジのトリークが浮かび上がるように光るのがとても魅力的です。 特別にレアな石というわけではないのですが探そうとしてもきれいなものは滅多に見つからないものなので、今回の偶然の出会いはご縁だなあと思っています。
ヘソナイトはアントレゾの新作でブローチになります。
そして殆どの皆様が正解の3番のバイカラートルマリンでした。 こちらはペンダントに加工中です。
今日はSheenではルビーのリングをお買い求めになった方がいらしたと思ったら午後はなんとルビーの入る簪のオーダーのご相談を海外からいただきました。 あらまあ、ルビーがまた人気になってきたのでしょうか? 照りの良い天然のルビーで1ctUpになるとかなり入手困難になりましたので新作製作は難しそうだわ、、と思う午後でした。
それでは!