昨日は散々な日でした。
ヒンズー寺院のお祭りは予想以上の人出でしたので帰宅時は会社のパーキングからMahesak通りに出るまでに15分、そしてさらに家まで1時間かかりました。
空いていれば車で10分、徒歩だと20分の距離です。 家について外を見るとこんなでした。 BTSの線路を挟んで手前が車の渋滞の列、右側がもうもうと焚かれるお香の中でお祈りしたり踊ったりする人ひとヒトの群れです。 窓を開けるともうもうと立ち上るお香の煙が高層の部屋まで入ってきました。
これでは歩いて帰ってきたとしても大変だったと思います。 このような人の群れがチョンノンシーの駅、そしてSilomまで続いていました。 帰ってきてぐったり、、、
ぐったりの理由は渋滞だけではりません。
実は昨日の午後、LINEのアカウントが何者かに乗っ取られてしまいました。
それに気が付いたのはインド人のダイヤモンド商からの電話です。
”日本語でラインメッセージ来たけれどどうしたんですか?” と言われたので ”メッセージなんて送っていませんよ。なにかの間違いでは?”と、その時は全く嫌な予感もせずに単なる間違いかと思っていました。 それでもダイヤモンド商が”変ですよ。ちょっと確認してみてください”と言うのでLINEにアクセスしようとすると、あれあれもうすでに私のアカウントにはアクセスできなくなっていました。
これはラインの乗っ取りでは?
ほどなくして”佐野さんのライン乗っ取られていますよ”とKさんが画像入りでメッセージを送ってくださいました。 そこではっきりと”やられたー!”と自覚しました。
それからというものグッチーさんや日本の友人等々、次々に電話はかかってくる、お客様からも
、スリランカの方からまでお電話いただいて、申し訳ないと思いながらも早く何とかしなくてはという焦りでちょっとしたパニックになりました。 そしてすぐにLINEの管理会社にレポートを送りました。
LINEからはすぐに返答が来て、アカウントが不正に譲渡されたこと、パスワードはサードパーテイー経由で伝わったこと、既にアカウントは使用不能にしたことなどの連絡を受けました。
皆様が素早く連絡をしてくださったお陰で、短時間でアカウントを使用不能にできました。 ご連絡くださった皆様、本当にありがとうございました。
さあ、それでも変なメッセージを受け取ってびっくりなさっているであろう方々、フェイスブックでもメイルでも繋がっておらずラインのみの方には大急ぎで電話をしたり、ビジネスの連絡でつながっている英語圏の方には事情を説明したり、詐欺とわからず最も信用してしまいそうな親戚、家族に連絡したりと大忙し。
念のためにEメイルなどのアカウントのパスワードもすべて変えました。
今回の事ではたぶん被害にあわれた方はいないと思います。 ですが、お客様相手の仕事をしているとこのような出来事は非常にストレスで気分が重たくなりますね。
タイで暮らしていると貧富もさまざま、モラルも様々で幅広いので、危険な人やいいかげんな人には近寄らない、関わらない、というスタンスで自分の身を守り安全に暮らせるようにと気を着けているのですが、LINEの乗っ取りのように目に見えない人に悪いことをされるということは防ぎようが無く困ったものです。
いや、本当は防げたかもしれないのにちょっと管理が甘かったのかもしれませんね。
モバイルもPCもセキュリテイー管理は十二分にしなければならないと肝に銘じた日でした。
さて、もう週末、気を取り直して楽しく過ごしましょう!
それでは!