手袋を脱いだ手の指にはっとさせられるような瞬間を演出してくれるリングがこの冬には欲しいと思いました。 この冬は2,3度日本に帰る予定があるので冬物にちょっと執着しています。
そんなリングにと選んだ石は迷わずサファイア。 宝石の王様です。
宝石の硬度を表すモース硬度がダイヤモンドの次に来るのがサファイア(もちろん天然の場合)。
アメジスト、トパーズ、アパタイト、エメラルド、アクアマリンなどを一緒の袋に入れたとします。 石と石が当たってもサファイアは傷つかず、しかしサファイアは他の石を傷つけてしまいます。 ダイヤの次に傷つきにいのがコランダム(ルビー、サファイア)です。
一方、石の割れにくさを表すのがタフネス(靭性)。 タフネスがダイヤモンドより高いのがサファイアです。 因みにサファイアよりも靭性が上なのは翡翠Jadeiteです。
傷つきにくく割れにくく色の美しい輝く石、まさに宝石の王様。 非加熱、または焼いただけのサファイアは耐久性にすぐれていると言われています。
今年はサファイアのハートカットが欲しいなあと思いました。 でも
大きなハートではなく、本物の輝きのある高品質のサファイアの小さなハートがいい!と思いました。
メタルはホワイトゴールド。 たいがいイエローゴールドのジュエリーを着けている私なのですが、このリングに限ってはホワイトゴールドで進めました。
天然のピンクサファイアの強い輝きがホワイトゴールドとマッチして可愛さよりもクールで大人な印象のリングに仕上げたかったからです。
この冬はずっと着けていたいのでいつでもどこでも邪魔にならないように、そしてサファイアを保護するようにぐるりとビーズのような細工のメタルで囲みました。
リングの腕はサテンのようなラインで大人っぽく仕上げています。
冬のホワイトゴールドで鏡面仕上げはちょっと寒さが強調されます。 それに毎日着けるリングは傷がめだたない仕上げが良いように思います。 でもなによりもセンターのピンクサファイアがより引き立ってキラキラと輝きます。
こういったリングを作るのは久しぶりのような気がします。
大ぶりのリングに年々惹かれるようになる年頃(笑)ですが、手袋の下に着けるリングはこんなさりげなく可愛い+大人の品質の宝石のリングがお薦めです。
ハートのリングはハートの大きさが重要!! 大きなハートのリングはうんと若い人だったらとっても可愛いかもしれません。
マダムはこれくらいの本物の輝きが逆にちょうどよい。 普段着でも浮かないお洒落ができますね。
そ、れ、と、ピンクはこの冬のラッキーカラー!!!!
良いことがありそうな期待のピンクです!
アンドレゾの冬のコレクションです。
それでは!
ps 来年のバレンタインに間に合うかも?奥様へのプレゼントにこれはとても喜ばれると思います(すみません、クリスマスにはもう間に合いませぬ
)